かつての定番クルーザーには春夏バージョンがあり、何が違うかといえばバックのケープを外した一枚バックになっている点でした。小さめのアンカーボタンを装備した2000年代のSEA-CRUZから始まり、このLight系へとつながっていきました。クルーザーライトは、シャツ地で仕立てると着心地はほぼシャツですが、見た目はジャケットなのでカジュアルな中にもある程度のよそいき感を演出できるメリットがあります。この一枚は微妙な玉虫のグリーンがかったネービーの刷毛目シャツ地で、良い意味でのクセがある印象的な色合いです。ストーンや白などとのシンプルなコーディネートで威力を発揮する色と言えます。

 2011SS展示会概要より：

＃２１１０　CRUZER Light　２

CRUZERの１プライバック（背中が一枚仕立て）バージョンであるCRUZER Light。SEA-CRUZなどのバリエーションも含め２０００年代半ば以来の欠番でしたが、今回新バージョンでの復活となりました。発色の良いコットンツイルをはじめ、シャツ地のバリエーションはMAXまで涼しく、夏でもポケットの多いシャツとして着ることができます。